首都圏特養6000床空き、埼玉県利根圏域の特養空床率7.2%です。

 すごい数字です。要するに、久喜、蓮田、白岡周辺は平均すると、100床の特養が7床づつ空いているということです。二極化しているので、満床で待機者が多い施設と、10-20床以上空いているけど職員が足らずに入所者を受け入れられない施設といった感じでしょうか。平成27年の介護報酬改定以降、5床も空きがあれば、容易に赤字化するのが特養です。赤字化すれば処遇改善どころではなくなります(←あくまで個人的な意見です)。

 幸い、いなほの里はいつも満床です。忘年会の参加率は65%ぐらいであったと思いますが、会場を満席にしていた皆さんのおかげで、地域の駆け込み寺として機能できています。そしていつも明るく前向きです。
 常勤のスタッフだけでなく、多様な働き方で、地域の方が大勢活躍してくれています。
 埼玉中の元気な60代、70代、空き時間のある子育て中のママさんパパさん、少しでも時間のある全世代の方、総動員で近隣の特養で働くしかないのではないでしょうか。元気な定年後の方々、日本は皆さんが介護関連で働くことを期待しています。公的な資料にも書いてるぐらいです。仕事付き高齢者住宅まであるんです。
 未経験の方も一度介護に関わる仕事にチャレンジしてみませんか?資格がなくてもできる業務もありますよ。無資格でも、いなほの里では独自の資格取得支援制度を持っていますし、埼玉県内の方であれば県がこういう取り組みしていますので活用できます。今後も継続されると思います。
初めての仕事も本人次第では天職となりえます。
しあわせはいつも自分の心が決める、そういうものです。
そして、認知症予防と介護予防は社会参加からです。犬の散歩中の近所の方に会った時に、「犬、、元気ですか。」「元気です。」とか3秒で終わる会話では足りませんよ。働けば、地域の同世代の友達が増えます。
このブログをお読みの方で、何もしていないお知り合いの方がいらっしゃる方は、是非、介護業界を勧めてください。