認知症ケアでお悩みの方、是非読んでください。

今日はウェルシアハウスで地域包括ケアシステムの勉強会でした。その中で、今後の課題である認知症についての説明の中で、ウェルシア地域包括支援センターのセンター長が引用されたものをブログに掲載します。
もう一度、認知症ケアで大切なことを思い出せると思います。

「アルツハイマー病の患者からの10のお願い(アメリカ)」

「ぼけ老人をかかえる家族の会会報 三宅貴夫先生より」

1.私のことで我慢してください

私は脳の病気をもった、自分ではどうしてよいかわからない患者と思ってください

2.私に話しかけてください

私はいつも返事ができるとはいかないかもしれませんが、あなたの声は聞こえ、言葉は理解できます

3.私に親切にしてください

毎日が長い絶望的なたたかいです。あなたのやさしさは日々とても大切です

4.私の気持を思いやってください

私の感情はしっかり残っています

5.人としての尊厳を認めてくたさい

私だったら寝たきりの患者にそのようにします

6.昔の私を思い出してください

私もかつては能力もあり、知性もあり、健康で、人生は愛と笑いでいっぱいでした

7.今の私をわかってくたさい

私は誰からも忘れられていないかと不安を抱いています。私はあなたにとって愛する夫、妻、母、祖父、祖母、叔父、叔母であり、あるいは友人でもあります

8.私の将来を思ってください

これから先は暗いようにみえるかもしれませんが、私はいつも明日への希望でいっぱいです

9.私のために祈ってください

私は日々の流れと永遠の間に漂う霧のなかで迷っています。どのような同情よりあなたが居ることがとても大切なのです

10.私を愛してください

愛という贈り物によって私たちは永遠に光で満たされます

こちらより引用させていただきました。

他にも参考になることが書いてありますので、是非お読みになってください。