介護施設における看取りケア研修 浦和会場 第1日目

 本日は介護施設における看取りケア研修で講師を勤めさせていただきました。昨年の管理者編と比べ、実践者編は難しく感じました。重要なことは「いつもと違う」というケアの最前線である介護士からの報告が大切、あとは利用者と家族への声かけが大切です。体制整備のための帳票やテキストなど紹介もしましたが、きっと講義スタイルではなく、事例で検討していくのが一番なのではないかと思います。5時間ぐらいになるとは思いますが。
 本日、「看取りの導入から形になるまでどれぐらいですか?」と質問いただき、歯切れよくお応えできませんでした。「2年です。」と応え、長いと感じられてもどうかと思いましたので。よくよく考えてみると、やはり2年だと思います。伴走型の支援をつけてです。働き方もルールが必要ですし、オンコールの負担を軽減するナースの人員配置も見直し必要ですし、人件費だけ上がらないようしないといけないし。現場はケアのことを考える役割で、経営層は経営を考える役割です。やることは多そうですが、職員のやりがいと専門性ということを考えれば、投資して研修して体制整備してチャレンジしていかなければならないと思います。
 帰りに浦和のテンマというカレー屋に行きました。私たちの施設も見直すことや勉強しないといけないことが山積みです。色々と話しながら、食後のドリンクを飲んでる時、“Bill Evans / Alice in Wonderland”が流れていました。好きなジャズスタンダードでもう少し長居したかったのですが、施設に戻り大仕事がありましたので早々に引き上げました。これを聞いて、先日の鹿児島で桜島を見ながら夜に“Duke Ellington / Jeep’s Blues”を聞こうと目論んで、先輩の部屋で盛り上がりすぎて、そのまま部屋に帰り寝たのを思い出しました。次回はやってやろうと思います、桜島を眺めながらのDuke Ellington 。
 それから今日の研修で話した施設ナースの役割的なこと、次回ブログで紹介できれば思います。本当に良い研修報告をいただきましたので。
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