高齢者施設の感染対策は継続しなければなりません。リスクは最小限に。

 感染対策を継続すべき、客観的な新しい情報が出ました。  大阪府は、新型コロナウイルスによる府内の死亡者計86人のうち、約45%の39人が院内感染と推定されるとの分析結果を明らかにしたという記事を読みました。「院内感染した患者計133人の死亡率は約29%で、府内全体の約5%より極めて高かった。」ということです。   また、感染者全体のうち、重症者は約8%の147人だったそうです。年齢別にみると重症者の約46%が70代以上で、死亡者全体の約83%を占め、高齢者の感染リスクが高いことが浮き彫りになったとのこと。一方、30代以下の死亡者はなく、40代は3人が亡くなったが、いずれも基礎疾患があった。  70代以上と基礎疾患のある40代上が生活する施設は気を緩めずに、感染対策を継続しなければなりませんね。高齢者施設と障がい施設と病院が特に危険な施設、ということになります。 世間は経済活動を段階的に再開しています。同時に、職場内感染も増えています。会食による感染も相変わらず発生しています。リスクは最小限に、「勝ちに不思議の価値あり。負けに不思議の負けなし。」です。 一人の軽はずみな行動は職場を一変させてしまいます。また対策を続けていてもババを引くこともあるとは思いますが、引き続き十分に感染症予防対策を継続しましょう。