駄菓子屋にそんな意味があるんですね。

 今日は色々な福祉事業の先輩方と方々とお話ししました。大変勉強になりました。

 なかなかいない同世代の経営者の方ともお話ししました。同じ世代だなと思う瞬間が多々ありました。自分はまだまだ頑張らないとなと感じました。

 

経緯ですが、先日、施設監査がありました。

以下、職員の処遇についてのやりとりです。

 

A:「ここは介護職員の給与がすごく高いですね。」

施設長:「”地域で一番働き易く、一番高い給与が払える”法人を目標にしています。もちろん介護福祉士の割合も非常に多いですので。」

A:「地域というよりは県内でも最高水準だと思います。」

 

A:「ホームページを見ましたが長期休暇を皆さん取るのですか。」

施設長:「ホームページの通りです。みなさん取っていただきます。」

A:「どうすれば、そうなるのですか。」

施設長:「特別な工夫はいらないです。こうして、ああして、・・・・・・・」

 

A:「資格取得についてもホームページにありましたが。」

施設長:「ホームページの通りです。このように支援しています。前年度の研修費用は???万円程度です。」

 

 今日同じ世代の方と話すまでは、自分が目標としていた「地域で一番働き易く、一番高い給与が払える」法人は達成できたと思っていましたが、それは数字で表わせる部分でしかなかったのかなと思いました。給与水準と休日数と長期休暇とか、そういう面で。

 

 彼は「こういうことをやっている法人で働きたいとか、そういう数字にならないことにこだわりたい。」と言っていました。彼は「うちでは駄菓子屋やってて、行儀が悪いと親でもない人に叱られる。でもまた来る。そして次は行儀良くなっている。こういうのを地域の親は求めている。」なるほどなと、感じました。先日、埼玉県法人管理者研修でも「地域貢献は社会福祉法人の責務です。そして、”こんな地域貢献をしている法人”というのが大切です。そういう法人に人は集まります。」と千葉先生も言っておられました。

 

 次の目標は「公益的な取り組みで魅力を感じることができる法人」でいこうかと思います。多少時間がかかると思いますが、この目標も必ず達成します。